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悲鳴伝 ネタバレ 感想 (英雄にならなかった少年)

西尾維新最新作、悲鳴伝を読みました。
悲鳴伝 (講談社ノベルス)
悲鳴伝 (講談社ノベルス)

マジでとんでもないものを書いたな、西尾維新!!

うおお・・・すげえ、これw。
読み終わったテンションで書いてるからだろうけど・・・心がめちゃくちゃ揺すぶられましたよw。
特に最後の展開なんかもうたまらんです。
くあああ、そうだよ、偽のアニメ見てたから忘れてたけど、こんな作品だって西尾先生は書けるんだよな‼w


と、本腰入れての感想に行く前に一つ言っておきたいことが・・・。
これ、本買った全員が例外なく思ったことでしょうけど、悲鳴伝   

分厚っ!!w

何だこの厚さはw。
二段組の講談社ノベルスで517Pってw。
西尾作品なのに正直読み切れるか不安になりましたよ。
僕、月火ちゃんみたいに書痴ってわけでもないのでねw(分かる人には分かるはず・・・キャラコメ、面白かったよねw)。




ではここからネタバレ感想です。

空々くんについて書こうかな、とも思ったんですけど、結局、彼は最初から最後までほとんど空々空として有り続けてしまったので、今回は物語全体、物語そのものについて書いていこうと思います。
あと今回の記事は、いつにもまして断片的になってしまったので、本を読んでないとわからないと思いますw。


飢皿木「他ならぬきみ自身が、きっと誰よりも『大いなる悲鳴』について、なんとも思ってないんだ


空々空   彼は十三歳の少年にして、既に完成されていました。


飢皿木「人工が三分の一削られたことについて、きみはまったくなんとも感じていない。生き残ったことへの喜びも死んでしまった者への悼みも 、きみの中には何もない
「だから君は苦しんでいる   理論上悲しむべきなのに、事実悲しめない自分に、苦しんでいる


人間には当然ながら感情があります。
悲しくて泣き、苦しくて鳴き、辛くて叫び、楽しくて笑い、嬉しくて喜ぶ。
それが   空々には無い
無い、とは言い過ぎにしても、それが、鈍い
彼の感情はなまくらであり、彼の心情は出来そこないである。
簡単に言ってしまえば、空々空の心は、

   揺るがない

だからこそ、揺るがない心に空々は悩んでいる。
倫理的には揺れ動くべき場面でも   何も思えない自分に。
まただからこそ、揺らいでいる「普通の人間」を見て嫉妬する。
普通に悲しんだり笑ったりできる、揺らげている「普通の人間」を羨望する。


飢皿木「しかし個人的にはそれは、そう悪い性格ではないと思うんだよ。世の中があの『大いなる悲鳴』からこのスピードで立ち直ったのは、世の中の『上』の方にその手の人たちが多かったからだと私は思っている。あの悲劇の中、悲しみにくれることなく、世界を立ち直らせるためにいち早く動いた人達が」
「ひょっとすると、きみもそんな風に、いつか世界を救えるのかもしれない。なれるのかもしれないよ、きみは、ヒーロー

空々「・・・はは、そりゃあいい」



「なれるものならなりたいですね、ヒーローに」



こうして少年の物語は幕を開けます
   いや、降ろします




診療所に行った翌日、熱を出して学校を休んでいた彼が、リビングに降りていくと   


<<普通に死んでいた。父親母親弟弟、四人とも。>>

剣藤「やあそらからくん」


「また会えたね」


・・・いやー、突拍子もねーw。
診療所行って、帰りに女の子にキスされて、熱出したら、昨日キスしてきた女の子が一家を惨殺してるんですよ?w。
普通の人間なら気が狂いますよ、そんなの。


牡蠣垣「空々くんを見習いなさい。家族を殺され、その死体を目前にし、学友は学校ごと燃やされて、のみならず関係者の下には洩れなく刺客が向かったというこの状況下で   眉一つ動かさないじゃありませんか


・・・まぁ、普通の人間には、そんなこと起きないわけですが。
空々空だからこそ起きたことですからね。
英雄たりえる彼だからこそ、です。



牡蠣垣「人類を滅ぼそうとする悪しき地球と戦う、ヒーローになってください


<<空々空くんの物語はこうして始まった
あるいは終わった。>>




こうして彼は地球撲滅軍の一員になりました。
地球撲滅軍の一員になった、というかさせられた彼は剣藤という、キスをかましてきた少女、剣藤犬个と同棲を強いられることとなります。
そして、なんやかんやあり(ここらへんの説明は省かせてくださいw)、初任務を終えた空々に舞い込んできた次の問題は・・・左在存という女の子でした。
文字通り軍の犬として、軍の実験台としての彼女を助けるべく、脅されたフリをして同棲生活をしてきたマンションを出ます。


氷上「どうもどうも、僕でーす。ヒーローとワンコロが逃げたみてーだからよー、これから追っかけまーす


それを見つめる、一人の元放火魔。


氷上「学友全員燃やされた程度じゃ足りなかったか。まったく   世話の焼けるガキだ


わかりやすく悪者だなw。
一応正義側の人間なのにねw。
そして逃亡途中、左在存がやられ、元放火魔   『火達磨』に追い詰められた空々は電話で今は異国にいるであろう剣藤に助けを求めます。


剣藤「そらからくん? どうしたの・・・?」

<<ひょっとすると、泣きじゃくっているのではないかというくらいに、普段と様子が違う>>

「お、落ち着いてそらからくん・・・、深呼吸をして。大丈夫だから。何があったのかを・・・今、外なの?」


空々はかなり動転して、剣籐に助けを求めます。
ですがそれは   


<<空々は彼女に対し、『放火魔に追われ、殺されそうになって、動転している演技という奴をしたのだった>>


空々が左在存を大切にしていた剣藤に、今はその死を伝えたくなくて行った、偽装でした。
そして、情報を手に入れた空々は『火達磨』と対峙するため、マンホールを開けっ放しにするという雑な罠を仕掛けます。
もちろん、そんな罠に引っかかるほど、地球撲滅軍の大戦力が馬鹿なわけもなく   


氷上「んん? なんだこりゃ。マンホールの蓋が開いてるぞ。はっはーん。さてはあのガキ、地下に逃げ込んだんだな? けっけっけ、馬鹿め、蓋を元に戻すのを忘れているぜ


   馬鹿はお前だw。
そんなこんなで(w)、空々は火達磨を打ち倒し、左在存の仇を討ったヒーローに祭り上げられます。
そうなるように仕向けただけで、そんな気は本人に微塵もなくとも。
そして、マンションに戻りドアを開けると   



剣藤「そらからくん!」


<<彼は抱きしめられた>>



そこには、いないはずの剣藤がいました。
そして彼はその後の戦闘ですっかり忘れていた偽りも、思い出します。


空々「け、剣藤さん・・・? 帰りは明日のはずじゃあ・・・?」



剣藤「あ、あんな電話して・・・すぐ帰ってくるに決まってるじゃん。し、心配したんだよ・・・



<<忘れていたが、剣藤には演技で泣きじゃくる自分を聞かせたのだった>>



自分が何をして、剣藤がどう思って   自分はどう思っていなかったのかを。



<<こんな風に、自分のことではなく他人のことで、喜んだり悲しんだり心配になったり安心したりできるんだなあと思うと   嫉妬した>>
<<なにがヒーローだ、と思う。
こんな風に抱きしめられていても、自分は絶対、いつか剣藤から、国を跨いで助けを求められたとしても   普通に見捨てるのだろうから>>
<<あのとき泣きじゃくって剣道に助けを求めたのは、案外自分の本心だった   
もちろんそんなわけはないのだが、しかし、

そうだったらいいのにな   と思った。

自分がもしそんな人間だったなら、この抱擁を、自分の生還を喜んでくれる剣藤の気持ちを、受け止めることができるのに。
抱きしめてくれる彼女を


抱きしめ返すことができるのに
>>


空々「・・・・・・」

剣藤「おなか減ってるでしょ? ごはん食べよう。用意してるから」


<<ああ、僕はこの人を騙して利用したんだなあと思うと、あれほど頑張って生き残ったにもかかわらず、にわかに死にたくなってしまった>>


この時点でも空々くんは、まだ変われていませんでした。
完膚なきまでに空々空であり、空々空でしかあれませんでした。
自分という人間がいかに何も思わない   思えないかを、彼は再び知ってしまいます。


その日の夜。

剣藤「あ   あああああ、あああああああああああアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああ、うわああああああああ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

空々「剣藤さん! 剣藤さん! 剣藤さん! 起きてください、剣藤さん   剣藤さん!


剣藤「・・・そらからくん?」


空々は剣藤が、大きい精神的負荷がかかった日は夜に魘されることを知ってしまいます。
また、魘されそうな夜は『狼ちゃん』   左在存を抱きしめて寝ていたことも。
そうすると、健やかに眠れることを。


空々「剣藤さん」


僕を抱いてもらえないですか?」


剣藤「へ? え、え?」


完膚なきまでにそうでしかあれない、空々空
でも   もしかしたら、そんな
ほんの少しづつではあるけれど。
変わり始めているのかもしれない。
変わり始めることが、出来ているのかもしれない。
それは、本人には気づけないほどの変化かもしれないけど   


空々「おやすみなさい」

剣藤「おやすみ、そらからくん」

<<空々はすぐに熟睡し、剣籐も魘されることなく、健やかな眠りについたのだった>>


後日、級友、花屋とまた再会し、今度は幼稚園に任務を遂行に、怪人を殺しに向かいます。
そこで地球と対面した空々は、あるアドバイスを受けます。


地球「仲間に殺されないように、気をつけて


そして、この物語も佳境を迎えます。


花屋「もういらないでしょ、あれ。殺しちゃったらどうです?」


こうして   剣藤に地球撲滅軍の魔の手が伸びます。
そのことにいち早く気づいた飢皿木博士は、空々を訪ねて、その事実を伝え   



飢皿木「私としてはもちろん、きみに剣藤さんを助けに行って欲しいものだね」



らしくもなく、道まで示します。


空々「どうして飢皿木博士は、そんなに僕に・・・剣藤さんを助けさせようとするんですか?」

飢皿木「私はきみを救おうとしてるんだよ、空々くん。今更どの面下げてそんなことを言うのかと思うのかもしれないけれど、私は

きみを助けてあげたいんだ



   きみに助かって欲しいんだ」




空々はヒーローなんかじゃ、ない
英雄たりえる心を持っていようが、正義に成り得る心で出来ていようが。
ヒーローなどでは、決してない
でも   



在存くくく。なんだよなんだよ空々ちゃん。僕だけはきみのことを、人間として見てあげられるんだから、一生僕のそばにいなよ、とか、そういうプロポーズをしているのかい?



彼には一人だけ数時間だけ救えた女の子がいた
まさに   ヒーローのよう
自分の娘を救ってくれた恩人に対して、父親が何も思わないわけがない。
心のない少年に、正しい思いで走り出して欲しいと、思わないわけがない。
だから博士は、空々に道を示した。

彼が   変われるように。

飢皿木空々くん。きみはきみの人間性をもってして、人類を救うことができるが」



別に救わなくてもいい




彼が、英雄なんてつまらないものにならないように
そして少年は走り出します
示された道を、まっすぐに
人類なんて大それたもののためでなく。
ただ   助けたい人の為だけに。


瀬伐井「今週の血液型占いィィ   『寸刻み』! あなたの血が   がっ!


<<そんな決め台詞的な言葉と共に、手斧が彼女の手をはなれようとしたその刹那、瀬伐井鉈美の身体がずどんと割れた>>



空々大丈夫ですか、剣藤さん」



<<剣籐が命を救われたからこそ、そう思うのかもしれないが。
まさしくヒーローのようだった>>


そして二人は逃亡劇の末、ヘリポートのあるビルの屋上で地球撲滅軍の敵対組織に寝返って、助けを待ちます。


剣藤「ねえそらからくん。お願いがあるんだけど
空々「あ、はい。なんでしょう?」
剣藤「なくした腕が痛くなってきた」
空々「・・・? 幻肢痛って奴ですか? ないはずの部位が痛く感じるっていう・・・」
剣藤「いや、そういうんじゃなくって普通に傷口が痛くなってきた。だから、お願い、そらからくん


「抱かせて」


<<返事を待たずに彼女は左腕を伸ばして、空々の背に回し、強引に引き寄せた>>


剣籐うん・・・、やっぱり、安らぐ。痛くなくっていく」


<<空々少年は、気づいていない。
今や自分が剣藤にとって、あるいは最初からだが、『狼ちゃん』の変わりではないことに、気づいていない>>



少女はいつのまにか   少年に想いを寄せていました。
自分のペットを救ってくれたに。
自分の心を癒してくれたに。
自分の命を救ってくれたに。

そんなことに気付かず、空々は気になっていたことを尋ねます。


空々「剣藤さんはなんで人類を守ろうと思うんですか?

剣藤「・・・・・・」



「私は人間が好きなんだよ。人間が作った、この社会が好きなんだ。だから守りたいんだよ」



剣藤犬个
彼女は人間を愛していました
嫌いな人間はいても、苦手な人間はいても。
家族を殺されても、人間を殺しても
根幹で彼女は、人類を愛していました。

地球から、人類を守りたいと思っていました。

それは   地球撲滅軍において、理想のカタチ
地球撲滅軍にいて   彼女だけが抱いていた、正しい正義
暴れられるからでなく、必要とされているからでなく、周りに流されてしまったからでもない。
そんな理由でなく、ただ人を守りたいと言う彼女
そんな彼女にこそ   ヒーローは相応しかったのかもしれません


空々「・・・ヒーローか」
剣藤「うん? 何? そらからくん」
空々「いえ、やっぱりヒーローに向いているのは、僕よりも剣藤さんなんだろうなって思っただけです」
剣藤「ねえ、そらからくん。色々考えすぎなんだよ、きみは。

なんだったら、私のため地球と戦ってよ

空々「え・・・? 剣藤さんのために?


そんな彼女が愛した人は、ヒーローになる資格のある子だった。
地球と戦って、人類を守れるような子だった。
そんな   人類を愛せないと言うのなら。




剣藤「うん、私のために女の子を守るために強大な敵と戦うなんて、そっちのほうがよっぽどヒーローっぽいんだぞ、そらからくん



少女は   自分を愛して欲しいと笑った。




それはきっと、少女なりの想いの伝え方
不器用な、恋の仕方を知らなかった少女   愛言葉



<<それが。
心臓を貫かれるまでに発した、剣藤犬个の最後の言葉になった>>


そんな   愛の告白が、剣藤犬个の最後の言葉だった。
そして、花屋が剣藤を殺し、自分には古巣に帰るしかないという現実を受け入れた空々は花屋の、一緒に地球撲滅軍に帰ろう、という提案に   


花屋「私と一緒に」



空々「嫌だ」



乗りませんでした。
それは剣藤を殺したからではなく、花屋を殺してから帰ればいい、という思いのもとの行動でした。
そして花屋を友情を武器に殺すと   


剣藤「そらから・・・・・・・くん」

空々「え・・・?」


左在存の遺品、共鳴環が剣藤の最後の想いを紡ぎます。


剣藤ごめんね、そらからくん」
きみの家族を殺して、ごめん。私が間違ってた
「ごめんね、ごめんね、ごめんね。ごめんね」
「そらからくん、私を殺してくれないかな
「私、こんなわけわかんないまんま、死にたくない。どうせ死ぬなら、私は、そらからくんに殺されたい。きみに、仇を討たれて死にたい




空々「わかりました」



空々空
彼は最初から最後まで、利己的な人間だった。
人の痛みが分からず、人を悼めない人間だった。


剣藤と二人でマンションを出る前   

空々「剣藤さんがいない地球撲滅軍に残っても意味がありませんし・・・」
<<あくまでここで空々が求めていたのは、『快適な生活』だった>>

と、剣籐のために一緒に逃げようとしたのではなく。
快適な生活のために逃げ出した。


花屋を殺した後   

<<ひょっとすると空々は、剣藤の無念を晴らしたくて花屋を殺したのかもしれない。本人はそれが事実ではないことを知っているけど>>

と、剣籐のために花屋と戦ったわけではなく。
花屋を殺して、地球僕滅軍での生活を快適にしようとした。


しつこいくらいに、彼はこのような描写をされます。
感情で動くのではなく、自分への得で、メリットで動くのだ、と。
でも、だったら・・・剣藤が魘された夜   


<<どうしてなのかと訊かれてもわからないが、空々はこう言った>>



空々僕を抱いてもらえないですか?」



   あの言葉には。
どんな彼へのメリットがあったというのだろう。
あの泣きじゃくった演技に対しての償い
左在存を間接的に殺してしまったという負い目
   どれも違う
あの言葉にだけは、彼のどんな利己的な思考も無い
同居人が魘されようが何だろうが、音が届かないのだから無視すればいいだけ。
なのに・・・空々は剣藤を癒すことを選んだ。
自分にメリットは無いのに。
何も感じず、何も思えず、何も気にせず
どうしたって感情が動かない、感情で動けない彼が初めて   どうしてかわからないけど、剣藤に言った。




空々「僕があなたの犬になります



剣藤犬个を思って、言った。
だから空々は本当は心の奥底では   剣藤を、想っていた


それはと呼ぶにはおこがましくて
と呼ぶにはあつかましいけど。


確かな剣藤への『想い』   空々にもあった




<<その手を伸ばして、剣藤の首に回した>>




空々ありがとうございます、剣藤さん」




<<ぎゅっと、弱々しい力を込めて、
少年は少女をいつまでも抱き絞めていた>>




・・・きっとこの後、地球撲滅軍に戻っても彼は英雄にはならなかったのだろう。
だって彼の隣にはもう   




   彼が、守りたい女の子がいないのだから。






・・・正直、今回の記事はなかなか自信がありませんw。
僕は記事の中で「空々は火達磨戦の後ぐらいから、剣藤に対して微かな好意を抱いていた」と結論づけました。
ですが、もしかしたらそれは間違いで、剣藤に対して空々くんは最後まで何も思わなかったのかも、とも思います。
他の方の感想とか読んでも、「空々は最後まで変われなかった」と結論づけられてますし。
ただ、僕にはどうしても空々くんが最後まで「空っぽ」だったとは思えないんですよねー・・・。
彼自身がそういう風に見せて、三人称視点もどうにも読者をミスリードしている気が・・・。
だって西尾先生自身もインタビューで「主人公が成長した、もうちょっと巻き込まれ型のヒーローになる予定だった」と言っていましたし。
僕が思うに、空々は理論づめて助ける理由がないと動けない子なんだと思うんですよ。

彼は心の奥底では   助けたがっているのに。

というか、助けたがってもいる、という感じですかね。
まぁ基本空々くんは利己的な人間で、自分のことしか考えてないです。

でも   剣籐と一緒に逃げたい、とも思っていた。
   剣籐の仇を討ちたい、とも思っていた。

本人は自分の利益のために動いてるんだと思って、そんな「心」に気付いていないだけで。
僕の予想では、そういう心の動きがきっかけで、『快適な生活』とかのほうが後づけなんじゃないかなぁ、と。
だから簡単に言えばやっぱ、これは「空々空・成長物語」だったんだと思います。

空っぽな少年、空々空。
間違っていた少女、剣藤犬个。

この二人の、ありていに言えばボーイミーツガールだったんでしょう。
   っていうのが、僕の意見、というより私見ですw。
・・・あー、今回の記事は疲れたw。


以上、悲鳴伝の感想でした。



P.S.どうでもいいけど最後のシーンで、旧劇場版エヴァを想像してしまったのは僕だけでしょうか?w
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お久しぶりです!!!

悲鳴伝、分厚い!!!!!ww
読むのに六日ほどかかりましたwww
僕、小説をそんなに数読んでないので悲鳴伝店内で見たとき

うっはwwwwこんなに分厚い本とか初めてだから読みきれんのか僕ww

と、そこそこ大きめの声で口に出してしまいましたwwあのときの回りの人の変な人を見るような視線が痛かったですwwww

まぁ、僕の事は置いといてw。

ぶっちゃけ悲鳴伝読み終わったの結構前なんであんまり内容覚えてないんですよね・・・

でも、空々君を見て思ったことを言わせてもらうと

どんな出来損ないの感情を持ってても結局人間同じでい続けるのは無理難題らしい。

でしたねww
そしてこう思った後に自己嫌悪に陥りましたww自分は何時からこんな事を思う奴になったんだとwwww
でもまぁ、面白かったんで色々とどーでも良くなりましたww

最後の空々君の

「ありがとうございます、剣藤さん」

で涙腺崩壊しかけましたw

なんと言うか周りに悲鳴伝どころかライトノベルについて語り合える人がいないのでつい思った事を書いてしまいました、ごめんなさい。

それと最後に僕中学生なのでエヴァについては全く無知です、ごめんなさい。

それでは、また
さようならです!!!!

> 片耳ウサギさん
お久しぶりです!!
自作小説のほうにも、こっちにもコメ、いつもありがとうございます!


> 悲鳴伝、分厚い!!!!!ww
> 読むのに六日ほどかかりましたwww
> 僕、小説をそんなに数読んでないので悲鳴伝店内で見たとき
>
> うっはwwwwこんなに分厚い本とか初めてだから読みきれんのか僕ww
>
> と、そこそこ大きめの声で口に出してしまいましたwwあのときの回りの人の変な人を見るような視線が痛かったですwwww

悲鳴伝分厚かったですよねーw。
僕も読了したのがこの感想を書く前日、5月27日でしたから。
買ったのは一か月くらい前なんですけどねw。


> でも、空々君を見て思ったことを言わせてもらうと
>
> どんな出来損ないの感情を持ってても結局人間同じでい続けるのは無理難題らしい。
>
> でしたねww

この本のまとめ、というか感想としては至極、的を得ていると思います!
どんな非人間でも、どんな欠陥品でも、ずっと「変わらない」ということはできないのかもしれませんね。


> 最後の空々君の
>
> 「ありがとうございます、剣藤さん」
>
> で涙腺崩壊しかけましたw

最後の展開は良かったですよねw。
今まで読んできた西尾作品の中でも、僕的にはすごく好きな最後ですね。


> なんと言うか周りに悲鳴伝どころかライトノベルについて語り合える人がいないのでつい思った事を書いてしまいました、ごめんなさい。

いや、謝らないでくださいw。
そういう場所ですよ、ここw。
片耳ウサギさんが作品に対して思ったことを素直に書いて、感想のはけ口として使ってください。



ではでは~v-422

俺も読んだけど最後悲しかったな・・・
ついでに俺も始めてみたとき読み終える気がしなかったけど
3日で読めた。

> 西尾信者さん
コメ、ありがとうございます。

> 俺も読んだけど最後悲しかったな・・・

最後は悲しかったですよねーw。
西尾作品の中でも、屈指のもの悲しさかもしれません。
でもその分、ラストはかなり心に残りました。

私も悲鳴伝を読了するのにかなりかかりました。
自分のことをあまりよく思わない空々は最初の頃の戯言遣いに似ていると思いました。

> RRRさん
初めまして、コメありがとうございます!


> 私も悲鳴伝を読了するのにかなりかかりました。

悲鳴伝はかかりますよね……二段組で500ページとかw。
未だに僕の本棚の中でも、異彩を放っていますよw。


> 自分のことをあまりよく思わない空々は最初の頃の戯言遣いに似ていると思いました。

僕もそう思いましたね。
というか、空々くんの成長自体が、いーちゃんの成長に少し似てる気がしましたし。


ではでは~v-422

催促みたいになって申し訳ないんですが

現在は悲報伝まで発売されているらしいです。

時間が空いたらで構いませんから

悲痛伝 悲惨伝 悲報伝の感想も

書いていただきたいのですがどうでしょうか。

催促みたいですみません。

> 感情欠落さん
初めまして、コメありがとうございます!


> 催促みたいになって申し訳ないんですが
> 現在は悲報伝まで発売されているらしいです。
> 時間が空いたらで構いませんから
> 悲痛伝 悲惨伝 悲報伝の感想も
> 書いていただきたいのですがどうでしょうか。
>
> 催促みたいですみません。

あの……「催促みたい」っていうか、催促ですよね?w
伝説シリーズに関しては  正気言って、『悲痛伝』が西尾作品にしては面白くなかったので、もう購入してないので感想記事は書けないんです……その『悲痛伝』に関しても、記事にするほどの熱意を僕が持てなかったので、もう記事は書かないです。


申し訳ないです。

あまりも面白さに
5時間で読み切ってしましました

最後
剣藤さんが死んだことを受け入れられなくて

首に手を回した



抱きしめる形で首に手を回したんだ
と虚しくけれどそう思っています

剣藤さんは・・・

プロフィール

Mr.Kids

Author:Mr.Kids
ライトノベルに現在進行形ではまっています。
読んだラノベの中でも特に好きなやつの感想を書いていきます。

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