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Fate/stay night プレイ感想 (Spring has come back)

(今回の記事は、今更ながら『Fate/stay night』を再プレイした管理人による、ルートごとのネタバレ感想になります)
Fate/stay night (Realta Nua) -Fate- [ダウンロード]
Fate/stay night (Realta Nua) -Fate- [ダウンロード]

……うん、やっぱこれ超傑作じゃね?

僕自身、PS2版のFateは二年前にプレイ済みなのですが……今やってもすげーワクワクします、このゲーム。やばいね、数年後にまた引っ張り出してやるパターンあるよ、これ。
それでは以下、ルートごとのネタバレ感想になります!








「夢の続き」セイバールート トゥルー (Good-Bye My「Sweet Dreams」)

Fate/complete material I Art material.(TECHGIAN STYLE)

  やっと気づいた。シロウは、私の鞘だったのですね

…………胸に刺さるなぁ、やっぱ!w
再プレイだから、僕だって知ってたんですよ? 最後にセイバーとは別れなければいけないことは!
なのになんなんですか、この気持ち…………はっ、もしかして恋?(確実に違いますね。てへぺろ)
もちろん二度目なので、初回よりは冷静に物語を追えたんですが……だとしてもやっぱり、セイバーが帰ってしまうのは凄く心に刺さりますよね。二年前、初めてセイバールートをやり終えたあと、ベッドに入ってもなかなか寝付けなかったのを思い出します。なんかもう、切な過ぎて眠れなかったんですよねw。
ただ、個人的な感情として   彼女に「二度目の生」をあげたかった、士郎と幸せになって欲しかった、というモノはあっても……今回は納得して、このエンディングを見ることができました。
何故なら、彼女には   


セイバー「判らぬか、下郎。そのような物より、私はシロウが欲しいと言ったのだ


もう、思い残すべき事柄なんて、何一つなかったのだから。


《……そう、全て揃っていた
 騎士としての誇りも、王としての誓いも。》


騎士として、正道を歩き続け。
王として、戦場を駆け抜けた。


結果として、彼女が愛した国は滅んでしまいましたが……それでも。
自らに『王』であることを強いて、その生涯を生き抜いた   彼女の人生は

誰しもに胸を張って誇れる、満ち足りた一生だった。

また、加えて。
騎士として在り、王として生きた彼女が……過去に


アルトリアという少女が見た、ただ一度のとうといユメも》


もう、随分と遠い昔に思い描いた、小さな願いも   



セイバー「ですのでシロウ、お願いです
     今晩は共に     貴方と眠らせてください




彼と過ごした僅かな日々に、叶えられてしまったのだから。

だからセイバーは、自身の幸福に手を伸ばさなかったが故に、二度目の生を捨てたのではなかった。
そうではなくて、もう既に   
彼の剣となった戦いの日々で、彼女はもう満たされてしまったから


その手に王剣が無かった頃……アルトリアが夢想した、恋物語は
もうそれだけで十分過ぎるほど、叶えられてしまったのだから     



だから、もう……あとは
大切な彼に、想い残すだけで   
この世界に、思い残すことはなかった



アルトリアシロウ     貴方を、愛している



こうして、幼い少女のユメを見た王は……再度眠りにつく。
どこまでも安らかで、幸せそうな顔をしたまま     




思わず真面目な記事を書いてしまいましたがw……と、とにかく!
このトゥルーエンドは、士郎にとっては「もっと一緒にいたい!」という我儘を口に出したくなるような最後でしたが、アルトリア   セイバーにとってこのエンディングは、とても自然なもので……とても幸福なモノだったんですよね。
ですが、プレイヤーは『士郎』視点で物語を見ているため、彼と同じく、すげー心が締めつけられるという……うっ、左胸が。心不全かな?(すっとぼけ)
胸に刺さるけど、その分だけ魅力的なボーイ・ミーツ・ガールでした。




「Brilliant Years」凛ルート トゥルー (Fight For Myself)

Fate/complete material II Character material. (TECHGIAN STYLE)

「大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから」

うーん、最高なんじゃないでしょうか!
セイバールートに比べたら終わり方もハッピーだし、何より……『衛宮士郎』という主人公の在り方に焦点を当てた、ラストの展開は素晴らしいモノがありますよね。
だって、彼のその在り方を糾弾するために、未来の自分   アーチャーと戦う展開が用意されてるんですよ? 熱すぎるでしょ、そんなもんw。


士郎「俺はなりたいんじゃないくて、絶対になるんだよ……!


主人公である彼   衛宮士郎は、正義の味方に憧れる男の子でした。
自分を助けてくれた切嗣に、憧れ……。


士郎    じいさんの夢は、俺が」


そう誓いを立てて、苛酷な道を選び取ってしまった少年でした。
それ故、その理想を追い続けた士郎の   未来は
未来の姿である彼は、自分自身を責め立てます。
そんなモノを持っていたこと自体が、間違いだったのだと。

<アーチャー>
正義の味方だと? 笑わせるな。
 誰かの為になると。そう繰り返し続けたおまえの想いは、決して自ら生み出されたものではない
 そんな男が他人の助けになるなどと、思い上がりも甚だしい   


その言葉は真実です。
衛宮士郎が思い描いた『正義の味方』というユメは、結局のところ……切嗣が持っていたモノを受け継いだだけで、士郎自身が望んだ理想ではありません
ただあの時の彼には、それしか無かったから
そんな歪なモノを抱いてしか、歩き出す目的がなかった。

   だからそれは、どうしようもなく偽物で。
言い訳のしようがない、偽善でした。


けれど、それでも……。



<衛宮士郎>
    おまえには負けない。誰かに負けるのはいい。
 けど、自分には負けられない   




そう叫んで、士郎はその手にツルギを握ります。
それは、何故なら   士郎が抱く、そのユメは
例え、永劫に成し得ることのない『遠き幻想』でも。
例え、他の誰かから譲り受けた『借り物』でも。
例え、人としてどこか壊れた『歪な祈り』でも。
それを、願う気持ちだけは  



士郎    決して、間違いなんかじゃないんだから……!



確かにその願いは、偽善から生まれた偽物です。
けれど、じゃあそれは……ゴミのように価値のない夢、なのでしょうか?
誰しもに価値のない、醜いモノなのでしょうか?
   もちろん、そんなことはありません。
そもそも、士郎が抱くそれは、アーチャーの言う通り『偽物』ではあるのでしょうが……その夢が偽物だからといって、それを『夢』とする行為までもが紛い物であるとは言い切れないのだから。

『正義の味方』という願い自体は、偽物でも。
それを願った『気持ち』   本物なら。


それはもう、胸を張って追いかけるべき『理想』に他なりません。
……きっと、彼も。
過去の自分との戦いの末、そのことに気づけたから。



衛宮士郎 「俺の勝ちだ、アーチャー」
アーチャー  ああ。そして、私の敗北だ」



その剣を、自身の胸に受け入れた   


もうね……この辺りの二人の会話/自問自答はたまらないですよねw。
結局のところ、士郎は自分が偽物である事を認め、それでも意地、というか夢を張り続ける訳ですが……個人的には。
自身の願いは、切嗣からもらい受けた『偽物』であり、自分のために行う『偽善』であるとアーチャーに突きつけられても、理想を追い続けることを選んだ時点で   士郎は既に、その在り方そのものが『本物』になったと思うんですけどね。うん、もうだいぶ何言ってるのかわからなくなってきたw。
とにかく、こういった善・偽善論はこねくり回すとキリがありませんが……まとめると、凛ルートのアーチャーさんマジイケメンということです(どういう結論だよ)。




「春に帰る」桜ルート トゥルー (Spring has come back)

Fate/complete material III World material. (TECHGIAN STYLE)

「帰ろう桜。   そんなヤツとは縁を切れ」

あー、もう最高でした(コレしか言ってないなw)。
それまで自分を犠牲にして『正義の味方』で在り続けた   そう在り続けることしかできなかった士郎が、ついに自分の願いを。
『桜の味方』になる、というエゴを抱くこのルート……最後の展開は、見どころいっぱいでたまらなかったです。
士郎VSバーサーカー戦、姉妹喧嘩のラスト、言峰との決着、と   もうね、終盤からが怒涛過ぎるw。最後の戦いが素手とか、熱すぎるだろ!
終わり方については……このルートで桜が幸せになることに関して、異論はまったくありません。ノーマルエンドの方が美しい、みたいな風潮もあるけど   やっぱり僕はトゥルーの方が断然好きです。


「桜、幸せ?
     はい


このやり取りを、姉妹ができるようになるために
この場所をこそ目指して、桜ルートはあった   衛宮士郎は走り続けたのだと、個人的には思っています。
……や、わかるんですよ。桜は罰せられるべきだ、みたいな意見も。こんな日陰女、人気投票6位で当然だ、みたいな意見も   ん? なんかいま、視界の端に黒い影が……き、気のせいだよね?
ただ、どうでしょう? このルートにおいて、桜は『心が弱かった』みたいな扱いを受けてますけど……そんなことないのでは? とは思いました。
遠坂もそう糾弾するし、桜自身も最終的にはそれを認めてるので、じゃあ桜が悪い   みたいな印象を受けてしまいますけど。

結局のところ、桜は心が弱かったのではなく   環境が悪かった、と言ってしまっていいと思いますけどね。

心の強さで言うのなら、彼女はきっと普通だった。
そう、決して強くはないです。ただ、弱くもなかった。
そんな『普通の女の子』であった彼女が、『間桐』という腐った蟲蔵にブチ込まれて、結果ああなってしまうことは必然だったのでしょう。
だからこそ……罪を犯して、咎を重ねた間桐桜が、あのエンディングに   あの幸福に辿り着くことを

赦してあげるべきだと、僕は考えます。

……姉である遠坂は在り方そのものが『強い』から、どうしても桜の『弱さ』が浮き彫りになってしまいますけれど   桜は『強くなかった』だけであって『悪く』はないと、個人的には擁護したくなりますね。……このルートを進めるうち、桜大好きな士郎の考え方を同調、開始(トレース・オン)しちゃった感じもありますが、僕もどっちかっつえば桜の味方です。
ただまあ、キャラとしては遠坂の方が断然好きだけどね! ツインテールは最高だぜ!

そんなわけで。最後のルートも目一杯楽しめた、本作『Fate/stay night』ですが……ただ、一点だけ。
大きな不満をあげさせてもらうとするなら  


イリヤを、幸せにしたかった!!!(絶叫)


もうね、桜ルートやってる途中、コレはすげー思ったw。なんなら、途中から「早くイリヤルート入らないかなー(白目)」ってなってましたよ、僕。土下座するので、奈須さんには今からでもイリヤルート書いて欲しい。


士郎「イリヤ。この戦いが終わった後、もし帰るところがないんなら    」「このまま、家で暮らさないか
イリヤ「それは無理だよ」


「……えへ。でもちょっと残念かな。いまの言葉、もうちょっと早く言ってくれたらよかったのに
 そうしたら……うん、そうしたらほんの少しだけ、運命は変わっていたかもしれないから


色々と中略していますが   これは、十二日目の昼。
買い物を終えたイリヤと士郎が、帰路につく途中で会話を交わした場面です。
ここからは、ただの推測なんですけど……この会話を聞く限り、もしかしたら「イリヤ、俺の家で暮らさないか」的なことを、士郎が   『桜の味方になる』と決める前に、言っていたら。
それこそ、彼女のルートが始まっていたんじゃないか、と……そんなことを考えさせられましたね。
いやホント……このルートはイリヤルートと一部が統合されてるだけあって、彼女が完膚なきまでに幸せになれた可能性もチラチラ垣間見えてしまい、やってて超切なくなりましたよ!
だから、最後のシーンは……。


<イリヤ>
   じゃあね
    わたしとシロウは血が繋がっていないけど。
    シロウと兄妹で、本当に良かった



そう告げる彼女を、引き留められたなら
それは、どんなに     



……そんなことを思いながら、ぼろぼろ泣きましたねw。
結局、ルートとしてイリヤが一番幸せなのは、生存して士郎の家に残れた『セイバールート』なのでしょうが……でもなー、聖杯   ホムンクルスである事に変わりはないワケで、つまりは寿命の問題がそこには残ってるんだよなぁ。
となると   もしもの話。イリヤルートが存在していて、彼女が幸せになる未来があったとしたら……その時こそ、僕達(ユーザー)は見る事が出来たのかもしれません。

大人になったイリヤが、あの家で   家族と一緒に、笑っている姿を。

…………え、なに? 過ぎたことをうだうだ言ってねーで『プリズマイリヤ』を読め?    ばっかお前! あれはあれで素晴らしいイリヤだけど、『Fate』のイリヤとはまたちょっと別物であって、僕が幸せにしたいのは「やっちゃえ、バーサーカー!」とか凶悪なことを天使の笑顔で言うイリヤなんだってば!



以上、『Fate/stay night』を再プレイしての感想でした。
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>セイバールート
セイバーいいっすよね~さすが人気投票1位
まぁ個人的な1位はライダー姐さんですけどw
最後にヴェルティエールの前で幸せそうに眠りに付くアルトリアの表情が一番印象に残りました。


>自分のために行う『偽善』であるとアーチャーに突きつけられても、理想を追い続けることを選んだ
貝木曰く、本物であろうとする偽物は本物よりも価値があるってやつでしょうかね。
つまりアーチャーさんマジイケメンってことか。


>桜ルート
たしかに、あんな環境に置かれてどうにかならない方がおかしいですからね。
せめて兄ちゃんが優しければもうちょっと違ったんでしょうが。。。
それを考慮しても他のヒロインが魅力的過ぎて人気がイマイチなのは致し方なしかなw


>凶悪なことを天使の笑顔で言うイリヤなんだってば!
ですよねーあの愛らしい容姿と声で「やっちゃえ、バーサーカー!」があるからこそのイリヤだと!
凶悪ロリこそがイリヤ最大の魅力だと断固主張したいですね。
さて、イリヤルートも欲しいですがもう1人ルートがあるべき人がいますよね?
そうです、冬木の虎こと藤村大河さんです。
なんかきのこさんによると3分くらいで終わるらしいですが是非見てみたいw

> カバオさん
お久しぶりです! コメ、ありがとうございます!
西尾維新の記事メインのブログで、Fateのことを語れる人がいて、マジで嬉しいですw。


> セイバーいいっすよね~さすが人気投票1位
> まぁ個人的な1位はライダー姐さんですけどw
> 最後にヴェルティエールの前で幸せそうに眠りに付くアルトリアの表情が一番印象に残りました。

セイバールートにおける、あのラストシーンの美しさは異常ですよね!w
ライダーに関しては……Hollowのお風呂イベントとかで骨抜きにされた僕です。声がつくのがいまから楽しみでなりません。


> 貝木曰く、本物であろうとする偽物は本物よりも価値があるってやつでしょうかね。
> つまりアーチャーさんマジイケメンってことか。

言ってましたね、貝木もそんなことを。
このあたりの本物/偽物論は、こねくり回せば回すほど面白いですよね。


> たしかに、あんな環境に置かれてどうにかならない方がおかしいですからね。
> せめて兄ちゃんが優しければもうちょっと違ったんでしょうが。。。
> それを考慮しても他のヒロインが魅力的過ぎて人気がイマイチなのは致し方なしかなw

ちょ、そんなこと言ったら――あっ、いま視界の端に、なんか黒いのが! 黒いのが!
そうですねー、桜がああなった一要因&最終的なキッカケは、あのワカメですからね。あいつにもうちょっと良心みたいなものがあったら、良かったんだけど……。
まあ慎二も一応、あの環境の被害者ではあるんでしょうけど――にしたって自重しろワカメ。


> ですよねーあの愛らしい容姿と声で「やっちゃえ、バーサーカー!」があるからこそのイリヤだと!
> 凶悪ロリこそがイリヤ最大の魅力だと断固主張したいですね。
> さて、イリヤルートも欲しいですがもう1人ルートがあるべき人がいますよね?
> そうです、冬木の虎こと藤村大河さんです。
> なんかきのこさんによると3分くらいで終わるらしいですが是非見てみたいw

そこまでにしておけよ藤村(←様式美)。
でも実際のところ、藤村ルートがあったとしたらどういうエンドを迎えるんでしょうね? 士郎がふじねえと結婚して終わるのか? ……聖杯戦争関係なさ過ぎますねw。


ではでは~v-422
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Author:Mr.Kids
ライトノベルに現在進行形ではまっています。
読んだラノベの中でも特に好きなやつの感想を書いていきます。

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