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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 6.5巻 ネタバレ感想 (さよなら、大嫌いな人)

(今更ながら、アニメ『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』DVD or Blu-rayの1巻、3巻、5巻に付いてる特典小説を読んだので、その感想   というか独り言です。……説明が長ぇ!)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第5巻(初回限定版)(渡 航書き下ろし文庫小説6.75巻152P予定同梱) [DVD]
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やー、特典小説でも面白いなぁ、この作品!

8巻も抜群に面白かったけど、特典小説である6.25~6.75も本編に負けず劣らず楽しめましたね。なんならこっちが本編まである。
特に、8巻の展開を示唆したようなことが書かれているのと、八幡と相模の関係に一つの決着がついた、っていうところが、印象的でした。
ではそこらへん、適当に感想として書いていこうと思います。もちろん、作品を未読の方は読まない方がいいかと。



・8巻への伏線

『俺ガイル』8巻を読んだ人は、もう知っていると思いますが……生徒会選挙というイベントを経て、彼ら彼女らは   


<八幡>
《同じ人がいるのに、まるで違う場所のように感じる
 紅茶の香りは、もうしない


何かを間違え、何かを掛け違えて……うわべだけの付き合いに。
取り繕っただけの、偽りの関係になってしまいました。

……実はこれ、特典小説の6.5巻で既に、今後こういう展開があることが示唆されていたんですよ。
恐らく、8巻でこうなることは構図として既にあったんでしょうね。だからこそ、ヒッキーが予見するような独白をしていました。


<小町と八幡、総武高における部活の話>

八幡「奉仕部だけはやめとけよ。あれ、いつなくなるかわからんし
小町「え、そうなの?」
八幡「俺だっていつまで入ってるかわからんし、由比ヶ浜にしたってそうだ。まぁ、雪ノ下はどうか知らんが……そんなんだからな、何かあれば即消滅だろ

《三人しかいない部活だ。それにもう二年生。運動部やなんかと違って明確に引退の時期と言うのはないだろうが、それでも卒業までしか、あの時間は存在しえない。時間以外の要因でも容易く瓦解する関係性だ
 その要因が何であるか。》

小町「お兄ちゃん。……何かって、なに?」
八幡「……なんだろうな」

たぶん俺は気づいているんだろう。極めて自覚的に



<由比ヶ浜と八幡、体育祭準備中に>

八幡「こんな変な部活やってりゃ、またこういうのやることになんだろ。別に一緒になんかするのなんていつでもできる
由比ヶ浜「……うん、そうだね


<八幡>
いつでもできるなんて、そう言った割りに。
 誰よりも俺が自分の言葉を信じていなかった


まあ、予見というよりは   悲観、という感じなのかもしれません。
恐らく八幡自身、由比ヶ浜、雪ノ下と一緒に『奉仕部』という場所にいれることは、心地よく思っています(本人はそんなの認めないでしょうけどw)。
それでも、その関係が「永遠」であることを……彼は信じられない。
どれだけ大切であっても、それが『人間関係』である以上、いつか何かをキッカケにして失われてしまうのだと、八幡は考えているのだと思います。
それはもしかしたら、彼なりの処世術なのかもしれませんね……常にマイナスから思考することで、実際に「マイナスな出来事」が起きた時に、冷静であるための。
もし八幡と同じような状況に「楽天的な人間」が身を置けば、こう考えます。

『奉仕部』という部活は、いつまでも何事もなく続き続けて……卒業の瞬間まで
自分と彼女達は、この幸福な時間に身を起き続けられるのだと   

それは確かに理想的でしょう。大切な場所を守り続けることができるのであれば、本当に幸せなことだと思います。
加えて言えば、八幡だって内心は……その場所を目指しているでしょうし。
けれど、もしそんなことを考えている矢先に、それを失ってしまったら   


それは、心が耐えられない


だからこそ、ヒッキーは考えるのだと思います。この関係は続かない、と。
いつの日か、何かがあって……その小さな亀裂によって、この幸福は脆くも崩れ去るのだと。
そう考えておくことで、失った時の自分が負う傷を、減らせるように。

……8巻ではあんなことになってしまいましたけど、9巻ではなんとか『奉仕部』を取り戻せるといいですよね、いやマジで!w
最近の展開は、読んでる読者の方も胸が痛いからね、うんw。



・比企谷八幡と相模南の(無)関係

結局のところ、この特典小説   相模南という女の子が、少しばかり成長を遂げた物語……だったんですか?w
まあ、その辺りは難しいところですが……僕個人として、この特典小説において一番「本編の補足」となったのは、相模と八幡の関係が一つの終止符を打った点だと思いました。
特に最後、八幡と相模がニアミスしたシーンなんかは『俺ガイル』っぽくてすごく好きでしたね。……ラノベなのにすげーリアルな感じ、なんなの?w
いやーホント、この作品における人間関係は生々しいほどにリアルですよね。ただ、それが『俺ガイル』の魅力なので困る。
実際、今回の『終止符』についても、ラノベ的に「二人の関係が進展した」とかではなく   文字通り「決着」をつけた、という形ですもんね。


相模「ねぇ、そこ、どいてくんない」


必要以上に嫌うのでもなく、必要以上に憎むのでもない。
お互いがお互い不干渉、関わり合わないことこそ   最良の関係。
八幡も言っていましたが、そうであることを「相模自身が選び取った」というのは、かなりの成長ですよね。

  彼女はそれまで、八幡を貶めることでしか自己のプライドを守る術を持ちませんでした。
私は悪くない、私は頑張った、悪いのはアイツだ……気にくわない、気にいらない   そう、呪詛を吐き出すことでしか、自分を守れませんでした。
ですがこの一件で、彼女は彼女なりに「本当に」頑張り、感情を出し……痛みを知ることで。
誰かのせいにすることを、やめました。
八幡が気にくわないのは、もう仕方ないとしても……だからといって彼を悪しざまに言ったりはせず、気にくわないので近寄らない、というベストな回答を出すことができました。


こうして   文化祭にて、傷つけ傷つけられた二人は。
お互いに背を向けて、違う道を歩み始められたのです。


これこそが、6.25巻・6.5巻・6.75巻を通して相模が少しだけ成長し、手に入れた結果。
嫌いな人間と紡ぐ   「無関係」という関係。

うーん……見事な決着ですよねー、相模と八幡の関係としては。
なのでもしかしたら、もう「相模南」という女の子は今後、『俺ガイル』という作品に出てこないかもしれませんね。
だって、主人公である「比企谷八幡」と彼女の関係は、もう「他人」として完膚なきまでに解決していますから……八幡の物語であるところの『俺ガイル』において、出番は用意されないんじゃないでしょうか。
もし出るとしても、物語に関係ないところで、とかかも……そう考えると、ちょっと残念   でもないかw(おい)。



以上、感情を抑えきれなくなった管理人の、長い独り言でした。
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Author:Mr.Kids
ライトノベルに現在進行形ではまっています。
読んだラノベの中でも特に好きなやつの感想を書いていきます。

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