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ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 ネタバレ感想 (超高校級の戯言V3)

(今話題のゲーム、『ニューダンガンロンパV3』をプレイしました)
ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 - PS4
ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 - PS4

面白かったー!   けど、ネットが荒れるのもわかる微妙なラストだったw。

あのオチは、物語として見た時には意外性があって、冷静に見れば面白いと思えるものなんだけど……なんだろう。ダンガンロンパ無印や、スーパーダンガンロンパ2とかと違って、ラスボスを倒してスッキリ終われた! みたいな感じじゃないよね。良いところはあるものの、悪いところがデカ過ぎるというか……。

そんな訳で以下、良いところと悪いところをそれぞれ列挙しつつ、色々感想をまとめていこうと思います。
当然ネタバレ満載なので、ダンガンロンパシリーズをプレイしていない人、本作『ニューダンガンロンパV3』をプレイし終えていない人は、ブラウザバックしてね。
ゲームをプレイしていないのに、ネタバレだけ知りたいから記事を読み進めようとしたら、あれだ……あなたの家に、ファミパンおじさんことベイカーさんが住みついて、あなたも家族になることになります。  やばい、罰が重すぎる。


ではでは、ここから下よりネタバレ感想です。
























良いところ

・巻き起こる事件と学級裁判


この辺りは、いつものダンガンロンパって感じで、面白かったです  特にチャプター1、チャプター4、チャプター6の前半は良かった。もう結構、ネタとしては出尽くした感があったのに、それでもこれまでのダンガンロンパとは一味違う事件を体験することができ、純粋に楽しかったです。

チャプター1の「主人公が犯人」っていうのは、推理小説とかではよくある手法だけど、ダンガンロンパでは未だに使われてなかったので意外性があったし  チャプター4の、「犯人が犯行時の記憶を持ってない」っていうのは、この作品には凄いハマった仕掛けだった。学級裁判での犯人の言動が、二重人格者かってくらい「犯人らしからぬ」雰囲気だったのは、そういうことだったのかと、ガチで驚けました。

そして、物議をかもしているチャプター6の、前半。後半に関しては、あとでグチグチと色々言うつもりだけどw……前半の、チャプター1の伏線を引っ張り出してきて、そこから事件そのものをひっくり返す展開は、すげえ面白かったです。
どうして、あのまま、ちゃんと終われなかったんだろうなあ……(遠い目)



・キャラクターの魅力

こちらも、いつものダンガンロンパ。キャラクターが濃ゆいやつばかりで、最高でした。
個人的なお気に入りは  魔法使い夢野秘密子、トリックスター王馬小吉、まさかの頼りになる系主人公最原終一あたりかな。
夢野が可愛いのは、なんつうか、言わずもがなですよね。前半の「だるいのぉ……」状態の彼女も、「が、頑張るぞ……」状態の彼女も、最高でした  というか彼女、最終的にさりげなく、凄く大事な位置にいるよな。あれは僕得だったぜ。

あと、実質的主人公の最原ちゃんは、歴代主人公と比べても同じくらいか、なんなら彼ら以上に魅力的だった。  つうか、超高校級の探偵である彼を主人公にしてるから、今回の学級裁判はサクサク進んで気持ちいいよね。苗木くんも日向くんも、最終的には主人公らしい中心人物になっていくんだけど、今作の最原くんは中盤から既にリーダーシップを取っていくので、プレイしていて気持ちがよかったです。……最後の展開や叫びも、彼らしいというか、歴代主人公との色の違いが出ていて、よかったと思う。

そしてなんと言っても語りたいのが、超高校級の総統、王馬小吉です。……本当、シナリオ書いてる小高さんは、江ノ島とか狛枝とか、ぶっ飛んだキャラクター作るの得意だよね。ほんと好き。

今作において、終始一貫したテーマとして置かれていた「嘘」を、体現したキャラ  王馬は、学級裁判中の発言も、場を引っ掻き回すトリックスターとしての動きも、本当に魅力的でした(もちろん、キャラとして魅力的ってことね。友達には絶対なりたくねえ……)。
結局のところ、彼は常に嘘をついていたので  彼がどうしたかったのか。彼は何をしたかったのか、というのがわかりずらかったのですが……最終的には、彼が一番、コロシアイというものを冷静に見れていたのではないか、と僕は思いました。

学級裁判っていうのは疑い合うもので、信じ合うものじゃない。仲間ごっこは心地いいかもしれないけど、綺麗事だけで犯人を見つけることなんかできない  その部分を一番、冷静に、冷酷に理解していたのが彼だったのではないかと、僕はそう思いました。

そして、そんなコロシアイのことを冷静にわかっていたからこそ、チャプター5でああいう手段を取ることにより、モノクマに初めて「学級裁判で」対抗できたキャラクターになったのではないかと。

…………ううん、やっぱり良いキャラクターだったよな、あいつ。普通に仲間としていてくれたなら、きっと生きているうちに最原たちと共にモノクマに立ち迎えていただろうに……純粋な正義の人じゃないのが悔やまれ過ぎる。
まあ、正義の人じゃなかったからこそ、モノクマが作り上げた「コロシアイ」を誰よりも理解できたのかもしれませんが……。




悪いところ

・最原くん達キャラクターが、実は設定を与えられただけの傀儡だったとしたこと。


……ダンガンロンパの魅力の一つって、コロシアイ世界の中でも必死にもがく「キャラクター」達の在り方にあるのは言うまでもないんだから、そこまで嘘にするべきじゃなかったよな!

僕が大好きだと前述した、王馬や夢野や最原が、「設定を与えられただけのキャラクターでした」ってオチは、驚きや衝撃よりも先に、「…………(苦笑)」ってなりました。

別にダンガンロンパのキャラクターって、良い奴ばっかりって訳じゃないんですよ。それこそ、心の弱さで殺人を犯してしまったり、利己的な理由で人を殺すやつだって、いなくはなかったんだから。

だけど、そこには「人間味」がありました。ダンガンロンパのいちキャラクターとして、フィクションの中で、彼らは精一杯生きていました。  だからこそプレイヤーは、そんな彼ら彼女らに惚れ込んだ訳です。

でもそれは結局、作られた「ただの設定」でしたと……その事実自体はわかるけど、それを「公式が」言っちゃダメだったよな、と、僕はそう思いましたw。いやいや、それを言わないで楽しむのがフィクションでしょうよ……くそう、僕の夢野ちゃんを返せ!



・メタに振り切り過ぎた展開。

ただこれ、「悪いところ」に書きはしましたが、部分部分で良いところもあると思います。
では、その良いところは、どこかというと  意外性がその一つです。
ダンガンロンパ無印では、「実はみんな同じ学校の生徒でコロシアイをしていた」  ダンガンロンパ2では、「実はみんな絶望の残党で、ここは電子世界の中だった」という驚きを持って来てくれたダンガンロンパですが……それで言うなら。

「この世界は、実は全部フィクションで、これ自体『ダンガンロンパ』という娯楽に過ぎなかった

という真実は、驚きの部分では結構大きかったです。
ただ……ただねえw……驚けはしたんだけど、嬉しい「どんでん返し」の仕方ではなかった、というのが本音かな。
それこそ、作中で夢野か誰かも言ってましたが、このひっくり返され方だと、「これまでやってきたことはなんだったんじゃ……」という感情が、プレイヤーの中にも芽生えちゃうんですよね。結構なプレイ時間を費やしたというのに、ここまで全部を覆されたら、最後に残るものがあまりにもなさ過ぎる。  当然、再プレイする際にも、この事実が頭をちらついて、純粋に楽しめないし。

だから、このメタ過ぎる構造  メタメタなオチは、結局「悪いところ」に区分される気がします。

ただ、こういう展開になったからこそ、最後の……フィクションに生きる彼らの叫びも、プレイヤーの胸を打つ訳ですが。そういう良い点も、あるっちゃあるんですけどね。
ですが、ここまでシリーズを追いかけてきたファンとしては……こういうオチではない、もっと違う驚かせ方が、小高さんにならできたんじゃないかと。そう思ってしまうんですよ。



・チャプター6の、プレイヤーに対する「説教」について

…………まあ、なんというか、「やるべきじゃなかった」としか言いようがないよねw。
個人的には、あの「お前らが求めたから、デスゲームを再開したぞ! だけどそのせいで、最原たちがこんなに苦しんだぞ!」という展開は、「お、おう、すまんな……」ぐらいの感情で読んでたんですけど、ネットの感想とかを見ると、結構この部分で許せない人が多いみたいでした。

うん、その気持ちはわかりますw。

ただ、チャプター6の「プレイヤーを悪者にした展開」って、本質はそこじゃなくて……「僕らが『ダンガンロンパ』というコンテンツを求めたせいで苦しんだ、キャラクター達の叫びが描きたかったのではないかな、とは擁護しておきます。

まあ、ともかく。意図がどうであれ、いちプレイヤーとしては……気持ちよくデスゲームを楽しんでいたところに、ああいうことは言われたくなかった、という思いはありますけどね。  ネットで騒がれちゃうのもすげーわかるw。僕はこの展開を飲み込めたけど、飲み込めない人は本気でムカつくと思うもん。

……アマゾンレビューで、「流行りのデスゲームのジャンルでタイトルを出し、さんざん様々なコンテンツで利益を得ていたお前らが説教かよっ!」って言ってる人がいたけど、そこはすげー共感した。超絶わかる。
だからやっぱり、ダンガンロンパでやるべき展開じゃなかったんだよなあ……。



・ダンガンロンパ無印と2が「フィクション」だと、この作中で断定してしまったこと。

これは本当に……本当にやめて欲しかった!w
いやね、僕達プレイヤーだって、あの作品がフィクションだってことはわかってるんですよ。だけど、だからといって、作品がそれを言っちゃダメだろうと。

苗木くんが何度絶望に殴られても立ちあがって、最後には希望を掴んだあの展開を。
日向くんが七海に励まされて、最後には希望になったあの展開を。

全部ウソでした、フィクションでしたー! と、その続編で言っちゃうのは、いくらなんでも受け止めきれなかった。  いや、その悪趣味さというのは、ある意味でダンガンロンパっぽくもあるし、最後に最原くんが「もしかしたら全部、白銀さんの嘘かもしれない」ってフォローしてたけどさ。

ただ、だとしても。流石にこれはないかな……僕と同様、オチのこの部分に引っかかった人は多いと思う。
というか、過去作のキャラクターに、あれは嘘だった、あの時の俺の感情も嘘だったぜ、とかマジで言わせないで欲しかった……ダンガンロンパ2をやり直す時に、嫌な気分になるっての。

まださ、『ニューダンガンロンパV3』自体がフィクションだった、という結論だけで終わるんだったら、いいんだよ。本作のテーマは「嘘」だったわけだしね、この作品全体が嘘でしたー、というのは(気分はよくないけどw)わからなくもない。


だけどさ、わざわざ過去作まで引っ張り出して、「あれも嘘だったぜ!」と言ったのは、ホントに許せねえ


今作の一番いけないところってここで、これまで「悪趣味」を持ち味に、面白いものを提供してきたダンガンロンパシリーズだったけど……今回に関してはその「悪趣味」が、プレイヤーの許容できない部分にまで及んじゃったんだよね(ちなみに、この「悪趣味」という言葉は、前述した「キャラクター設定」の部分、「プレイヤーを悪者にした」部分も指してます)。

そのあたりのさじ加減を、今回は間違えたかなーと、なんやかんや今作も楽しんだ僕でも、思ってしまいましたね。




総合的な感想

トータルで見ると楽しかった、けどオチが嫌いだった、というのが総合的な感想です。
チャプター6で、これ以前のダンガンロンパシリーズに対して、ああいう扱いをしたことに関しては、凄い勢いで苦言を呈したい僕ではありますが……作品としては十全。ずっとワクワクしながらプレイできたので、値段分エンジョイはできたと思います。
ただ、アマゾンレビューやネットが荒れるのもわかる部分があり過ぎて……文句のない作品、とは到底言えないんですけどね。
だけれど、ゲームとしては面白かった、個人的にはそう思いました。



以上、『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』をプレイした感想でした。



P.S.
どうでもいいけどさ、あんな終わり方しちゃったら、これ……もう絶対ダンガンロンパの続編って作れないよね?w 個人的には、次こそ「どこからも文句のあがらないダンガンロンパ」をもう一度、作って欲しかったんだけど……残念ですぜ。
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Author:Mr.Kids
ライトノベルに現在進行形ではまっています。
読んだラノベの中でも特に好きなやつの感想を書いていきます。

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