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CHAOS;CHILD ネタバレ感想 前編 (いつか君にハッピーエンドを)

(今更ながら、ゲーム『Chaos;Child』をプレイしました)
CHAOS;CHILD - PS4
CHAOS;CHILD - PS4

いやあ、面白かったあああ!!!

なんというか、割と話の終わり方がバッドめというか、どのルートでもハッピーな感じでエンディングを迎えることはできなかったので、ハッピーエンド好きとしてはもにょる感情がないでもないんですが  作品としては抜群。非常に良質なADVでした。
なにより、もう五ヵ月も更新していなかった本ブログの記事をこうして書かされている時点で、いかに僕がこのゲームにやられたのか、わかってもらえるかと。いやほんと、面白かったよ……すげえ好きだよこの作品。




それでは以下より、各ルートごとのネタバレ感想になります。
作品を未プレイの方は、ブラウザバックをオススメだよ!




『OverSkyEnd』(共通ルート一週目エンド)

CHAOS;CHILD- ブランケット

いやー、最高でした!

特に後半、結衣ちゃんが箱入り娘にされてからは怒涛の展開で、驚くことばかりだった。  個人的には、尾上の『拓留のイマジナリーフレンドが形を成した存在』っていう設定は、刺さりすぎた。素晴らしい。
また、それを含め、最終的にいろいろと明らかになっていく事実が驚愕で、カオスチャイルドがどうして評価されてるのかもわかる出来でした。
特に、面白いと思ったのは  

・力士シールは十一番目のロールシャッハ
最初の方にさらっとロールシャッハの伏線入れてたのも芸が細かい。

・結衣ちゃんの殺し方
悪趣味すぎてやられた。これ考えついた人ほんとやばい。

・尾上が犯人
ゲロカエルんストラップによって判明する展開、イイ。

・来栖の死
そんな気はしてたけど、やっぱ刺さったよね……手紙で泣いたよね!

・尾上の在り方
彼女の設定は切な過ぎて好きすぎる。

・佐久間のオヤジを倒す展開
暗闇の中に妄想を作って、そこに彼を呼び出して、現実だと錯覚させて  って結構トリッキーで興奮した。音楽も素晴らしい。

・拓留が事件の犯人
正確には、拓留が「やりたいことをやらせてよ……」と主人公になりたい願望を抱いてしまったがために、それを曲解というか、まっすぐ叶えようとしすぎて、彼の大切な人を奪ってまでゲームとして仕立て上げてしまった、尾上  幼少期拓留の願いが犯人、という感じか。

  とまあ、このあたり。前半はワクワクしながら事件を追いつつも、妄想トリガーで楽しませてもらい……後半は怒涛の展開と、それをひっくり返す事実(実は全部拓留が黒幕)に楽しませてもらいと、読み物としてなかなか最高でした。

ただ、最初のエンドだからか、ラストが微妙かな……拓留が尾上を普通の人間にする、という展開はグッド。だけど最後、彼女と共に逃避するというのは、なんか拓留の決意とも違う方向に終わった感じ。
最終的に自罰的な感情で押しつぶされそうになってた拓留が、尾上と病院を一緒に逃げ出して  というのは、なんだかモヤッとした思いが残りました。尾上としては拓留と逃げられたらそれでもまあ幸せというか、最悪ではない気がするけど、拓留はそうして二人で幸せになることを許せないと思うんだけどな……。




『DarkSkyEnd』(有村エンド)

ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.1213 CHAOS;CHILD 『有村雛絵』

どうしてこうなった。

個別ルートに入りたてのころ、拓留が有村と徐々に打ち解けて  デートなんかでイチャついてる時には「……おお、普通のギャルゲーっぽい! 最高!」ってニヨニヨしながらプレイできてたのに……あの最後ですよ! ふざけるな!

だいたい、拓留は有村のために体を張ったんだから、最後には報われてほしかったし  それは有村も同様です。このルートで開示された有村の過去は、なかなかにヘビーなものだったので、せめてこのルートだけでも幸せになって欲しかったのに……個別ルートに入ってむしろ不幸になるってどういうことさ。

いやほんと、『Dark sky end』って表示が出た時に、「え、これバッドエンドだよな? 雛絵編には別のトゥルーエンドがあるんだよな?」って思い、ネットで調べたところ、これがトゥルーだと知った時の驚きったらなかった。ライターこの野郎って思った。

もちろん、拓留がぶっ刺されたあとすぐに、有村が部室で目を覚まして、なんか普通のギャルゲーのエンドみたいになったのを見て「??? なんか、カオチャっぽくなさ過ぎて怪しいぞ」となったし  不穏なエンディング曲が流れ始めた時には、やっぱり嫌な予感はしてたんだけど……あそこまでバッドなエンドだとは思ってなかったよね。拓留の遺体を抱きしめる有村のCGとか、見たくなかったから……!!!

そんなわけで、雛絵編を総括すると  犯人は有村のお母さんでした、というのは、あまり驚きがなくて拍子抜けだったし、ラストは報われなさすぎだしで、あんま好きなルートではなかったんですが  前半、有村とイチャコラしてるのが楽しかったので許した、そんなルートでした。

どうでもいいけど、有村とのデートの時の妄想トリガーで、ネガティブを選ぶと  「拓留が有村のデートのエスコートに失敗して、童貞ヤロー的なことを言われて、それがニュースになる」みたいな展開があったけど、あれすっげー好きだった。あれで、店選びに失敗し続ける拓留に、有村が  

有村「もういいっつってんだよ!」
  「次なんかねーよ!


ってすげー勢いで怒ってたの、くっそ好き。




『DeepSkyEnd』(香月エンド)

ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.1214 CHAOS;CHILD 『香月華』

は、華ちゃんとのイチャイチャはどうなりましたか?(そこかよ)

終盤の展開は、和久井とかいうクソ野郎にいいようにされる→巨人出してボコす、っていうカタルシスのあるもので、良かったんだけど  なんだろう、あんまり香月と「普通の状態で」距離を縮めるイベントがなかったからか、彼女のキャラは好きなんだけど、ルートとしてはそんなに……って感じでした。

そもそも、最初に起きたことが「先輩を助けるために香月が杯田理子を殺す」というイベントなので、そこからルートを通してずーっと暗いテンションのままだったのが、微妙だったなあ。他の個別ルートでは、仮初的な明るい展開→本題の暗い展開っていう流れがあって、それが好きだったんだけど……それがなかったのが残念でした。

ただ、お話の展開としては、ムダが無くてよかった。香月の能力によって渋谷がとんとん拍子に混沌としていくさまを見れるのは、このルートならではですよね。
それと、(個別ルートなんだから当然だけど)香月というキャラクターの魅力的な部分が垣間見えたのもナイス。彼女が今まで喋らなかった理由とか、新聞部に凄い恩義を感じてることとか  あとラストで、絶望的な状況でも来栖を助けたいと思うほどの「負けず嫌い」だとわかったのとか、好きだった。
終盤、拓留がすげえ情けないことになってる時に、泣きながら。


香月「私、乃々先輩、助けたい!
  「助けたいよぉ……!」



って言った場面を読んで、この子強いなあ……!って関心しました。やっぱりあれか、土壇場で強いのは女の子の方なのか……。

そんな訳で総括すると  全体的な展開は悪くなかったし、香月華というキャラクターも魅力的だったので、楽しく読めたものの……香月とフラットな状態でイチャコラできなかったので不満が残る、という感じのルートでした。
それと、最後投げっぱなしエンドだったのは、あんまり好きくない。あの二人、あれからそこそこ幸せになれたんかな……なんというか、明るい未来は想像しづらいけども!

余談だけど、このルートにおいて  尾上が、「拓留が楽しむためなら、拓留自身が死んでもいい的な発言をしてて、改めて彼女の特異性というか歪さが垣間見えて、そこは良かったです。
しかも、じゃあ宮代くんが死んだらどうするの、という和久井の質問に  「彼が死んだら、私にその先なんてない」って言ってんのもすごい。あの和久井が「君は徹底的に狂ってるね」って驚いてたからね。尾上さんマジ尾上さん。




『DreamSkyEnd』(うきエンド)

ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.1215 CHAOS;CHILD 『山添うき』

とても良かった。けど悲しかった……! 最後泣いた。

ルートとしては、来栖ルートに次いで最高の出来。あからさまに「妄想の世界」だっていうことはわかってたけど、それをわかったうえで「幸福な日常」を読むのも楽しかったし、世界が綻び始めてからの展開も素晴らしい。  個人的には、様々な場所や状況において、来栖や尾上からのノイズ交じりのメッセージが届くのが、非常にワクワクしました。それと途中、いつも混雑してる渋谷駅が無人になったりと、妄想の世界だからこそできるそういう描写も好きだった。

ただ、一つ苦言を呈すなら……せっかく「蒼崎夢」っていう最高の設定を持ったキャラ(いうなれば「大人版うき」)を作ったんだから、彼女とデートしたりなんだりっていう「蒼崎にも愛着を持てる」展開も経たうえで、ラスト  あれは「拓留に憧れたうきの姿」でした、というオチをつきつけて欲しかった。あれがうきだっていうのは、なんとなくわかってたので……もうちょっと、うきと拓留の二人の間だけで、イチャイチャがあって欲しかったなあ。

とは言え、ルートとしては最高。
実はうきが作った世界でした、というのは読めたけど……拓留がうきを殺してしまい、その彼女が最後に望んだ夢の世界が、あそこでした  というのは刺さった。
うきはみんなと家族になりたかった、新聞部の一員になりたかった、そして  拓留と恋仲になりたかった。今わの際に、そういった思いがあふれ出し、その結果あの世界を作ったと考えると、ほんと泣ける。報われて欲しかった。

でも、最後  


拓留僕が君の世話をして生きていくよ……。いつかやってくる、君の幸せのために……」


植物人間状態のうきに、拓留がそう言って物語が終わっていくのは、もの悲しいけどすげえ美しいんだよな……。これまで「他人の世話をして、他人に幸せを与える」ことを至上としてきたうきが、最後に立場が逆転し、拓留に幸せを与えられる立場になる、っていうのは、皮肉が効いてるというか、きれいなオチというか……。

それにしたって、うきにはちゃんとした形で、幸せになって欲しかったけどな!(泣)

というか、このゲーム本当、どのルートやってもハッピーエンドがないんですけど……。あ、あの、トゥルーエンドこそは幸せになりますよね?(震え声)



後編に続く!
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Author:Mr.Kids
ライトノベルに現在進行形ではまっています。
読んだラノベの中でも特に好きなやつの感想を書いていきます。

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