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CHAOS;CHILD ネタバレ感想 後編 (さよなら、大好きな人)

(今更ながら、ゲーム『Chaos;Child』をプレイしました)
CHAOS;CHILD
CHAOS;CHILD




それでは、前編の続きです!
ここから下は『Chaos;Child』ネタバレが満載なので、未プレイの方はブラウザバックをオススメだ!




『RealSkyEnd』(来栖エンド)

ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.1212 CHAOS;CHILD 『来栖乃々』

尾上と来栖のキャットファイト、最高でした!

終わり方も、これまでにないくらいハッピーな感じだったし……ルートとしては一番好きでしたね。巻き起こるイベントも、明かされる真実も面白かったし。文句のつけようがなかったです。

個人的に、気に入った点を挙げるとすると  


・本ルートにおける尾上
ルート自体が「尾上が来栖を殺そうとしているところ」から分岐したため、尾上の化けの皮が剥がれた状態で来栖や拓留に接してくるので、終始「ブラック尾上」だったのが最高。
それと、このルートの序盤で語られた、尾上があんな事件を起こした理由について  もちろん本質にあるのは「拓留の願いを叶えるため」というものなんだけど、実は……「自分よりも拓留に必要とされてる伊藤や来栖を殺したい」という感情があり、それもあんな事件を起こした理由の一つ  という真実には、かなり驚かされました。

というか、このルートを通ることでようやく、尾上世莉架の在り方がわかった気がした……彼女の一番の望みは、もちろん「拓留の望みを叶える、楽しませる」なんだけど。本来は純粋にそれだけを求める存在だった、「人形」だった彼女が、日々生活を営むうちに、徐々に人間らしくなってしまい  嫉妬心も覚えて、ああいう「私だけが拓留の望みを叶えてあげられるんだもん!」状態に……端的に言えばヤンデレ状態になったんだなあ、と。

ただ、ヤンデレとは書きましたが、これはちょっと正確ではなくて  このルートにおいて最後、拓留が「泉里と一緒に生きたい」と願ったときに、その願いを叶えるために自分が身を引く(殺される)という選択ができるあたり、彼女は本当に「拓留のため」しか自分の中にない女の子なんだなあ、と思いました。
とまあ、ごちゃごちゃ書きましたが、要するに  来栖に嫉妬して、「これまでの尾上」の声で「私ね、ぜーんぶ知ってる」とかヒールな台詞を言う黒尾上は最高だったということです。なんて酷いまとめだ。

どうでもいいけど、来栖の真実を全部暴露したあとの、尾上に対して  

尾上「女って怖わ~い」
「おめえだよ!!!w」

ってツッコミを入れたのは、僕だけじゃないはず。女って怖い。


・前半の家族団らん
えがったね。これは、えがったね……これがあることで、後半の展開が引き立ったよね。
なんというか終始、「来栖と拓留、結人とうきの、この感じ……完全にもう父、母、息子、娘の四人家族やないか!」って感じで、ニヨニヨしっぱなしでした。
印象的だったのは、買い出しの時に、福引のおっちゃんに姉弟みたいだと言われた来栖が  「でも……嬉しいけど、ちょっと残念かな?って言ってる場面ですかね。あれは良かった。こういうのが地味に入ってるの、実によきかな。
メリハリというかね、こういうあったかいシーンがあるからこそ、この次の項目の面白さにも繋がりますよね  


・来栖の正体
ルートの途中から何となくわかってはいたけど、それでも驚きました。
というかこの作品、こういう「彼女の正体は実は……」っていうので驚かせるの、得意よね! 尾上しかり、蒼崎さんしかり。まさか新聞部の中に、あんだけ話題になっていた南沢泉里がいるとは思わんでしょ……。

正直、泉里の嘘がバレた時に拓留が激高した時点で  「ああ、このルートもハッピーエンドは無理か……(泣)」って思ってたんだけど、泉里ちゃんが救われてよかったです!
それこそ、彼女が家族を騙した理由としても、これ以上実験されたくなかったから……「私だって幸せになりたい」と思ったから、っていうのも、非常に人間臭くてよかった。だから結局その嘘は、利己的な嘘なんだけど、それでもその理由には「じゃあしょうがない」っていう説得力があるよね。

なので、彼女にはこれから、自分らしい自分で、ちゃんと幸せになって欲しいですね……具体的には、拓留とイチャコラとかすればいいと思う。有村がイラつくレベルで乳繰り合ってればいいと思う。

拓留「泉里……」
泉里「なあに?」
拓留「おかえり」
泉里「…………」


「うん。ただいま……



早く結婚しろ。末永くお幸せになれ。




『SilentSkyEnd』(TRUEエンド)

CHAOS;CHILD 公式資料集 Here Without You (電撃の攻略本)

いやあ……切なイイ! 切ないけどすげえ良いエンディングでした。

展開としては共通ルートの延長線上で、「拓留と尾上のエピローグ」を描いた形の、本ルート……わかっちゃいたけど、あの結末は刺さったよね。悲しいからこそ、美しいエンディングだよね。
それでは以下より、項目別の感想をば。


・碧朋学園はカオスチャイルド症候群者たちの収容施設だった。
……なんというか、この驚きはいらなかったなあ!w
ぶっちゃけ、彼ら彼女らが「本当は老人」だとすると、これまで僕が萌えたり、燃えたりした様々な場面でも、彼ら彼女らはあんな状態だったんだと思うと、やっぱ冷めるからね。おばあちゃん状態の来栖、割とショックやった……。
どうでもいいけど、このトゥルーをやり始める前にちょうど、『Chaos;Child らぶchu chu!』をアマゾンで購入したところだったので、なおさら「騙された!」感が半端なかったです。騙された!

ただ、「妄想」がテーマのこのゲームに「実は学園の生徒みんなが妄想の世界にいた」というオチを持ってきたこと自体は、本当に面白いんだよなあ。知って気分のいい設定ではなかったんだけど、作品の在り方としては抜群。こういうサプライズを仕込むのが、本作はマジで上手いと思います。


・300人委員会と、拓留の決着
くそったれなゲーム、というワードがここで生きてくるか! とまた驚かされました。
正直な話、300人委員会についてはあんまり気にしてなかったというか、とりあえず敵だろ? 的な理解しかしてなかったので、和久井が喋った真実は興味深かった。決着も  やつらを出し抜いた、という終わりではなかったものの、いい形に落ち着いたと思います。

あと地味に、「尾上が『ああいうこと』をやってなかったら、カオスチャイルド症候群者に対するストレステストの一環として、我々が『ああいうこと』をやるつもりだったっていう真実にはビックリした。なるほど、尾上が好き放題事件を起こしてることに、300人委員会が寛容すぎるだろと思ってたけど、あの行動は咎められるどころか、むしろ奴らにとってありがたい行動だったわけだ。

ラスボスって感じではなかったものの、物語の裏で暗躍するスパイスとして、面白い組織でした。  ただ、シュタゲの時も思いましたが、全容が謎すぎるけどな。その辺り、ちゃんとした設定があるのだろうか。


・ラストの展開について。
何度も言うけど、悲しいからこそ美しい、そんな最後でした。
確かに、尾上がああいうことをしてしまった以上、拓留が取るべき選択としてはあれしかなかった。

『尾上を「普通の女の子」にする』
『彼女の代わりに「犯罪者」になる』

上記二点は、例え拓留が全て悪い訳ではないとしても、彼女を生んだ拓留が負うべき責任だったと思います。
……ただ、そうは思うんだけど、それでも切ないよなあ! 彼が尾上に対してできる唯一の贖罪が、無関係になることだなんて、ちょっと皮肉が効きすぎてるよ。


尾上《実はこれが“嘘”だってことを、私は知っている。》


しかも、そうして切り離した尾上も、ぼんやりと……「今の自分で、過去の私本当」だっていうことに気づいてるのが、またなんとも切ないよね。
だけど、その嘘を許容して。本当を手放して。……彼女は、最後。

拓留のことを指して  
友達「誰、あれ? 知ってる人?」


尾上  ううん。知らない人


そう、拓留に言うっていうね。……胸が痛いよー!
ただ、これに関しては思うところがあって……こっからは完全に僕の妄想。個人的解釈なんだけど  たぶん尾上は、拓留が「尾上には『普通の女の子』として生きて欲しい」って望んでたことを、なんとなくわかってたんじゃないかな。
つまりは最後、ヒカリヲで演劇を見て、ぼんやり自分の在り方というものを思い出した彼女は……無意識的にか、意識的にか。拓留のその願いを叶えんと、彼にこう言うことを決めたんじゃないかなあ、と。  だからきっと、あの言葉は。

尾上が望んだ言葉じゃなくて、彼が望んだからこそ彼女が言った言葉だった

そう考えるのが、自然な気がしました。
というか、そもそもの話をするなら、尾上は……。


来栖ルートにて。拓留の剣をその身に受けた後  

尾上「タクのこと……よろしくね……」


拓留が望むのなら、邪魔になる自分が殺されるのも厭わないほど、拓留のことしか考えられない女の子ですから。
だからあの冷たい決別の言葉も、彼のために紡がれたのではないかなあ、と。僕はそんなことを思いました。  そして、そう仮定すると更に悲しい。ほんとつらい。


<拓留>
《二度と会うことはなく……。
 決して重ならない道を歩いていく……。



   僕たちはこうして、一緒に生きていくんだ




こういう形でしか、一緒に生きられない二人。
その在り方は酷く悲痛で、だけど  だからこそ。
それは、恋慕や情愛では足りない、純愛に満ちた結末でした。

……余談だけど、この「ヒロインと主人公が分かれて終わる」エンディングって、もしかしたらシュタゲ「ヒロインと主人公が再会して終わる」ことに対するカウンターなのかなって思った。だとしたら、あの名作を別角度から超えようとする気概が見れて、カッコイイと感じたんだけど……考えすぎかな?




総合的な感想

面白かった! けど、悲しいエンドが多かった!(泣)
ただ、作品としては非常に魅力的。世間の評価が高かったから、何の気なしに買ってみただけの本作だったけど……評価が高いのもうなずける。それこそ前作の『カオスヘッド』にも手を出したくなるくらいの名作でした。
さて、それじゃあ余韻が引いたら、『Chaos;Child らぶchuchu!』でもやって、有村とハッピーなエンドを迎えてやるぜ! やっほう!



以上、『Chaos;Child』の感想でした。
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Author:Mr.Kids
ライトノベルに現在進行形ではまっています。
読んだラノベの中でも特に好きなやつの感想を書いていきます。

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